2022年1月14日
第3回目の「畑ありのままPJ」イベントはお米。
普段何気なく食べているお米も、様々な自然の影響や背景があって食べることができます。
その一つを体験するイベントを11月7日(日)に福島県会津若松市で開催します。
「にこまる」は、お米の品種の一つで、福島県ではおそらく初めて栽培される品種。九州などで栽培されていますが、気候変動でその地域では作ることが難しくなってきているともいわれている品種だそうです。
気候変動は人間だけでなく、植物にも大きく影響を与えます。会津地域でも気温の変化で「コシヒカリ」が作りづらくなっている背景があるのです。
また、たとえ作っても割れてしまい、販売しにくくなってしまったり以前と比べて味が落ちてしまうような状況も見られます。それを適した品種に切り替えることで乗り越えようという挑戦を、このBond&Co. 農園は今年からチャレンジしています。
「にこまる」は美味しく育ってくれるのか、会津は寒すぎてだめなのか、、、、とても不安ですが、やってみなくては分からない。
そんな挑戦に立ち向かうのも農家の一つの役割なのです。
美味しく育ったか、みんなで収穫してみましょう!
■テーマ:『にこまる米収穫イベント』1日コース
・なぜ「にこまる」米をつくるのか。自然にあわせた生産物の話。
・田植え稲刈り以外の作業はどんなものがあるの?
・あいがも栽培の話と規格外のお米のはなし。
■内容:・にこまる米収穫体験
・畑でおにぎりをつくって試食
・あいがも栽培でお仕事を終えた鴨のお肉をつかったお味噌汁の試食
■日時:2021年11月7日(日) 10:00-14:00
集合9:50
<スケジュール>
10:00 スタート
10:15 挨拶・農園の紹介
Bond’s barefoot farmからご挨拶
農園での注意事項
10:30 体験スタート
☆にこまる米の収穫
(手狩り稲刈り体験→稲で結ぶ→干す)
11:45 おひるごはんの準備
12:00 おひるごはん(試食)
☆田んぼでおにぎりをつくろう
☆あいがも栽培でお仕事を頑張った鴨と自家製味噌のお味噌汁
14:00 終了
☆アンケート回答
■場所:Bond’s barefoot farm
〒965-0107 福島県会津若松市北会津町和泉470(すとう農産)
■参加費:大人 2000円(おにぎりとお味噌汁の試食・あいがも栽培米1Kgつき)
子ども 1500円(おにぎりとお味噌汁の試食・あいがも栽培米3合つき)
■参加組数:限定6組(先着順で締め切りとなります。)
■持ちもの
・タオル等
・水分
・帽子・軍手
・雨の場合はカッパ・長靴等
・寒い場合は防寒着 など
■備考
・トイレは近くにあります。
・駐車場から畑まで5分。
・コンビニまでは、10分程度。
■注意
・農家からの注意事項を必ず守っていただきます。
・アレルギーの有無等ございましたら事前にお知らせください。
・また、小さなお子様がご参加の場合は保護者の方が目を離さないようにお願いいたします。
・近隣も地域の方々の畑です。ほかの畑への配慮もお願い致します。
・防虫、日焼け対策等、気温の差が激しいので体調管理は自己責任でお願い致します。
・感染予防を徹底しておりますので、参加者のかたもご協力をお願いいたします。また、コロナの状況によっては延期または中止とある可能性がありますことをご了承くださいませ。
・記録や発信用に撮影を行っております。掲載不可の場合は直接スタッフにお知らせください。
・キャンセルの場合は、申し込み完了メールに記載の連絡先へ必ずご連絡お願い致します。
■申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScChJGU3fToJccSMMokUB_J98wTyp5cGhAMp-prhPHvlD4oBQ/viewform
■問い合わせ:berrysgarden.2017@gmail.com
■主催:Berry’ s Garden
※この事業は「福島県青年・女性農業者支援事業」を活用しています。
会社説明: LOHAS(lifestyle Of Health And Sustainability)を実践していく会社です。伝統的な農法を大切にしながら、新しい知識を組み込んで、人に、環境によりよい道を模索します。
ポリシー:主にオーガニックの植物や動物を育て、そこから作られた身体に環境に優しい食べ物や飲み物を皆様にお届けします。
<園主について>
■リチャード・ボンド:UK出身 2015年渡日 現在会津若松在住
アーティストであり自然愛好家。味覚に敏感で農薬や化学調味料を多く使った食品は口にしたらすぐに気づく。
■ボンド亜貴:会津若松出身 2002年渡欧 2014年帰国 現在会津若松在住
オーガニック農家の両親の元育ち、友人の白血病闘病の経験からオーガニックの大切さに気付き帰国。アイガモ栽培のお米を育てる。
”畑のありのまま”を大事にしたい。
Berry’s gardenでは、畑が誰かの大事な庭であるという想いのもと、”food loss and waste”に一次生産現場で向き合うこと、農産物の価値を考えることを大事にしています。
わたしたちは、自然をコントロールすることはできません。
天気や、気温、そして天災までもが畑の価値のものなのです。
何年も、何十年も、何百年もの間の様々な自然の要因で、今、目の前にある農産物ができあがっています。
畑で作業する私たちは、その恵に少し手を加えることで、食べてくれる誰かにお届けすることができています。
カタチ、色、大きさ、味、それは毎年毎年同じものはできません。
それでもすべてに価値があるものです。
畑に行けば、そんな価値をからだで感じることができます。その価値を知ることで、きっともっと自分の豊かさを手に入れることができるでしょう。
農産物の価値を改めて感じて頂き、農産物の本来の価値を知る人が増えていけば、農産物のロスが少なくなり私たちの大事な食を守っていくことができます。たくさんの方と一緒にそんな世の中を目指したいと考えます。
この機会にぜ体験ください。